Erinaです。
ここでは「副詞」について深く掘り下げていきます。
品詞がわかると、英文の構造が見えてくるので、英文を読むのがおもしろくなりますよ^^
Let's get started!!!
Contents
副詞とは?
「名詞以外を説明する言葉」です。
動詞や形容詞、また文全体を説明します。
[動詞を説明]
She speaks English well.(彼女は上手に英語を話します。)
上手に ⇒ 話す
(副詞) (動詞)
[形容詞を説明]
This bag is so inexpensive.(このカバンはとても低価格です。)
とても ⇒ 低価格な
(副詞) (形容詞)
[文全体を説明]
Unfortunately, we lost the game yesterday. (不運なことに、私たちは昨日試合に負けた。)
不運なことに ⇒ 私たちは昨日試合に負けた。
(副詞) (文)
副詞の文章中の役割
副詞は「主語(S)」「動詞(V)」「目的語(O)」「補語(C)」のどれにも当てはまりません。
文法上では「修飾語(M)」として扱われます。
文型においては、「余分なもの(追加情報)」なので、なくても文法上は成り立ちます。
5文型の中で、修飾語(M)が入っているものはありません!
形容詞と副詞の違いをおさらい
たまに疑問を頂いたり、よくわからず適当に使ってしまうことありませんか?(私はありました。
ここでしっかり押さえておきましょう!
副詞とは、 「名詞以外を説明する」
私はこの美しい花を彼からもらいました。
I got this beautiful flower from him.
「美しい」は何を説明していますか?…「花(名詞)」ですよね!
名詞を説明しているので、「beautiful(形容詞)」を使います。
This flower comes out beautifully.
動詞を説明しているので、「beautifully(副詞)」を使います。
私たちは日本語を使って話すとき、品詞が何かなんていちいち意識して話していません。
「花(名詞)」を説明するから、形容詞を使わなきゃ…「美しい」だな。
「咲く(動詞)」を説明するから、副詞を使う…「美しく」だな。
と考えている人はいないです。
無意識に語尾(「い」「く」)を変えて話しています。
「美しく 花」と言ったり、「美しい 咲く」と言ったりもしません。
音が変だな、と感じると思います。
日本語の環境下でずっと育ってきたので、その違和感を音で感じることができます。
英語を、音で判断できるようになるには相当時間がかかります。
(英語の環境下で3~4年は過ごす必要があります。)
なので「品詞」を理解することが、英語を使いこなすために非常に重要なんです!
文法、品詞を理解しながら、何度も音を聞いたり、自分の口から発していくのを
同時に進めていくと、上達は早いです!
「話すときに文法なんて…意識しないじゃん!」
昔は、こう思っていました。
文法をきちんと勉強し出してから、リーディングの速度が上がり、
リスニングが理解できるようになり、スピーキングの表現の幅が広がりました!
文法はしっかりとやった方がいいよと、昔の自分に伝えたい…。
副詞かどうか判断する方法
「語尾」を見る!
日本語の副詞の例を見てみましょう。
「美しく」「荒く」「ゆっくり」「しばらく」「すでに」「とても」「たいてい」など。
並べると語尾はバラバラですが
形容詞を副詞にする時には語尾が「く」になることが多いです。
「美しい」→「美しく」
「早い」→「早く」
「小さい」→「小さく」
「美味しい」→「美味しく」など。
英語での副詞の語尾は「-ly」であるものが多いです。
語尾が「-ly」の副詞
- really(本当に、実際は)
- beautifully(美しく)
- surprisingly(驚いたことに)
- usually(普段、いつもは)
- weekly(毎週)
- monthly(毎月)
- honestly(正直に、公正に)
- luckily(幸運にも)
- carefully(注意深く、入念に)
- probably(おそらく)※可能性が80~90%のとき
- finally(最後に、ついに)
- exactly(正確に、まさしく)
- quickly(素早く)
例外:語尾が「-ly」以外の副詞
場所を表す
- home(家に)
- there(そこに)
- here(ここに)
- abroad(外国に[へ])
時を表す
- tomorrow(明日)
- now(今)
- then(そのとき、あのとき)
- today(今日)
- yesterday(昨日)
頻度を表す
- often(よく)
- always(いつも)
- sometimes(ときどき)
程度を表す
- almost(ほとんど)
- very(とても)
- so(とても)
様態を表す
- hard(熱心に)
- well(上手に)
- fast(速く)
- soon(すぐに)
上記の単語の中に、副詞だけでなく名詞などの他の品詞で使うことのできる単語もあります。
この単語は文章中でどんな働きをしているのかな?と考えると
品詞がわかり、意味を理解することができます^^
副詞と形容詞、両方の意味をもつ単語
- early(早く/早い)
The train arrived early. [副詞](その電車は早く到着した。)
My grandmother visited my house in the early morning. [形容詞](私の祖母は、早朝に私の家を訪れた。) - pretty(かなり/かわいい)
It's pretty hot today. [副詞](今日はかなり暑いです。)
She is pretty. [形容詞](彼女はかわいい。)
基本、形容詞は名詞の前に置くことが多いです。
日本語もそうですよね。(早い→朝)
副詞は文頭、動詞の前後、文末などに置きます!
単語1つ1つがつながって文章になります。
単語同士のつながりを見つけながら文章を読んでいくとリーディングのスピードが格段に上がります。
最後に|副詞とは?
文章中では「修飾語(M)」としての役割を持ち、
語尾は基本、「-ly」であるものが多い!(例外もあるよ。
副詞を足すことで自分の気持ちをより詳しく相手に伝えることができます!
徐々に使いながら、覚えていきましょう!
単語の意味を知っているだけでは、身についたとは言えません。
最初は間違っていてもいいので、単語を使って文章を作って
自分の口から発してみてください!
段々と身についていきます^^
Thanks.