Erinaです。
「時制」と聞くと、どんなことを思いますか?
「なんとなくはわかるけど、説明するのはちょっと…できないかな。」
「あれでしょ!?現在、過去、未来!ってやつ!」
「現在形と進行形を間違えて、使ってしまいます…。」
時制について理解を深めていきましょう。
時制をきちんと使えていないと、
相手に「いつの話してるの…?」と疑問をもたれてしまいます!
時制を使いこなすと、ミスコミュニケーションが少なくなります!
Let's get started!!!
時制とは?
動詞が表す内容の時間的位置(過去・現在・未来)を表す。 広辞苑より
簡単に言いますと、
「その動作(行動)するの、いつー?の答え」です!
習慣的に行っているのか、昨日、今日、明日、数分前、数秒後…
とにかく、「いつ?」の答えです。
英語の中では「過去、現在、未来」と大きく3つに分かれています。
過去
「今この瞬間より前のこと」です。
数十年前、数年前、去年、先月、先週、昨日、数分前、数秒前、1秒前、全て過去です。
1秒でも今より昔であれば、全て過去です!
英語では「過去」のことを言う時、動詞を「過去形」にして表現します。
動詞の語尾に「d」「ed」「(動詞の語尾y)をとってied」をつけます。
・live → lived
・visit → visited
・study → studied
動詞そのものの形が変わってしまうものもあります。
・eat → ate
・make → made
・go → went
※そのほかの動詞の活用については「英語 一般動詞 活用表」と検索すると出てきます。
Be動詞の場合
主語が、I、She、He、It、This、That、単数形(物や人が1つ、1人)のとき
「was」になります。
主語が、You、We、They、These、Those、複数形(物や人が2つ、2人以上)のとき
「were」になります。
未来
「今この瞬間よりも先のこと」です。
数十年先、数年先、来年、来月、来週、明日、数分後、数秒後、1秒後、全て未来です。
1秒でも今より先であれば、全て未来です!
英語では「未来」のことを言う時、
主語が何であっても動詞の前に「will」か「be going to」を置き、その後の動詞は必ず原形になります。
現在
今回の3つの時制の中で、一番注意するべきものです。
3つの中で1番始めに習いますが、意外と現在について、よくわかっていないまま
学習を進めている人が、非常に多いように感じます。
私自身まさにそうで、学生時代は「結局、現在って今なの?なんなの?…まあ現在なんだよな。」と、なんとなくの理解で放置していました。
①「動作を日常の決まった行い(習慣)、としてやっている」
②「主語の状態、動作が変わらない」
はい。まだわかりにくいですね。ごめんなさい。
下に例文を挙げますので、例文と一緒に解説します。
①「動作を日常の決まった行い(習慣)としてやっている
・I go to work by car.
「私は(普段)車で、仕事に行きます。」-車で仕事に行くのは習慣であることを、表しています。
・I wash my face every morning.
「私は(普段)毎朝、顔を洗います。」-毎朝顔を洗うことが習慣であることを、表しています。
・She has breakfast at seven.
「彼女は(普段)、7時に朝食を食べます。」-7時に朝食を食べるのが決まった行いであることを、表しています。
「普段」という言葉が入っても違和感なければ、現在形でOKです。
②「主語の状態、動作が変わらない」
・I am Japanese.
「私は日本人です。」-日本人という状態は、変化ないですよね。
・The sun rises in the east
「太陽は東から昇ります。」-変わることのない事実です。
・His father is tall.
「彼の父は背が高い。」-話し手から見て変わることのない、事実です。
一般動詞の場合
主語が、I、You、We、They、These、Those、複数形(物や人が2つ、2人以上)のとき
一般動詞は「原形」のまま使います。
主語が、She、He、It、This、That、単数形(物や人が1つ、1人)のとき
一般動詞の語尾に「s」「es」「(yをとって)ies」をつけます。
・meet → meets
・teach → teaches
・study → studies
※そのほかの動詞の活用については「英語 一般動詞 活用表」と検索すると出てきます。
Be動詞の場合
主語が、Iのとき「am」になります。
主語が、She、He、It、This、That、単数形(物や人が1つ、1人)のとき
「is」になります。
主語が、You、We、They、These、Those、複数形(物や人が2つ、2人以上)のとき
「are」になります。
日常で習慣になっていること、変わらないことを探してみてください。
それらは全て「現在形」で表すことが、できます。
現在形は、「今だけ」のことではありません!!!
「今まさにしていること」は、現在進行形で表現します。
現在形とは、つまり「過去、今、未来でも変わらず、すること」です。
私は頭の中でこういう図をイメージして、行動や動作が「いつ」なのかを、考えています。
黄丸 ⇒ 「現在進行形」を使う
青丸 ⇒ 「未来形」または「未来進行形」を使う
緑色のエリア ⇒ 「現在形」を使う
ですが、こういった図をイメージして、時間の流れをとらえると
時制を使う時に迷いにくくなります!
少しずつでいいので、「イメージすること」を意識してみましょう!
まとめ|時制は「その行動いつするの?の答え」
- 過去:今この瞬間よりも、前のこと
- 未来:今この瞬間よりも、先のこと
- 現在:
① 動作を日常の決まった行い(習慣)、としてやっている
② 主語の動作、行動が変わらない
頭で理解したら、次はより多くの英文に触れてみてください!
「わかった!(理解)」になったら「できるようになった!(能力)」になるまで、
繰り返し何度も、英文を音読してください。
何度も繰り返すうちに、自分の体にしみこんでいきます^^
「何度も何度も、めげず、くじけず、繰り返しやっていきましょう。」
私もまだまだ継続します。
Thanks.