Erinaです。
英文法を習う時に一番初めに登場するBe動詞。
Be動詞を「~です。」「~ます。」と捉えていませんか!?
間違ってはいないですが、それだけだと非常にもったいないです。
訳すときは簡単かもしれませんが、英作文を作ろうとするとき
Be動詞を「~です。」「~ます。」と思っていると、使いにくいです。
英語の要となる動詞を深く学んでいきましょう!
Let's get started!!!
Contents
動詞とは?
「動作(動き)を表す言葉」です。
Be動詞について
Be動詞の種類
「be」です!1つだけです。
am, are, isなどはbeが主語によって変化したものになります。
活用表
原形 | 現在形 | 過去形 | 過去分詞形 | 進行形 |
be | am | was | been | being |
is | ||||
are | were |
原形であるbeから変形したものです。
変形の仕方について
「am」
主語が「I」の時のみ「am」になります。
「are」
主語が「you」「we」「they」「these」「those」「名詞(複数形)*」の時に
「are」になります。
名詞の数が2つ、2人以上あることです。主に名詞の語尾に「s」「es」ついたり、語尾の「y」をとって「ies」がついたりします。
他にも、複数形になると形が変わるものもあります。
cats, apples, buses, babies
women(womanの複数形), children(childの複数形)
「is」
主語が「she」「he」「it」「this」「that」「名詞(単数形)*」の時に「is」を使います。
名詞の数が1つ、1人であることです。s, es, iesなどはつきません。名詞そのものの形です。
a cat, an apple, a bus, a baby, a woman, a child
主に1つを表す冠詞「a, an」が付きます。
「was」
主語が「I」「she」「he」「it」「this」「that」「名詞(単数形)」で
過去のことを言いたいときに「was」になります。
「were」
主語が「you」「we」「they」「these」「those」「名詞(複数形)」で
過去のことを言いたいときに「were」になります。
時制 | 主語 | be動詞 |
現在 | I | am |
You, We, They, These, Those, 名詞の複数形 | are | |
She, He, It, This, That, 名詞の単数形 | is | |
過去 | I, She, He, It, This, That, 名詞の単数形 | was |
You, We, They, These, Those, 名詞の複数形 | were |
Be動詞の意味
下記の3種類で定義しています。
1. (主語が)~として存在している
2. (主語が)~という状態で存在している
3. (主語が)~に存在している
はい!わかりにくいですよね。ごめんなさい。定義は大切なので書かせてください。
これを踏まえたうえで
Be動詞とはすなわち、「存在している」ことを意味しています。
そして、大切なのは「特に動きがない」ということです。
・I am Erina.(私はエリナです。)
・She is a teacher.(彼女は先生です。)
・You are happy.(あなたは嬉しいです。)
・My cup was on the desk.(私のコップは机の上にありました。)
上記の文章全てに共通していることは、主語が存在していることと、具体的な動きがないことです。
一般動詞は「eat(食べる)」「go(行く)」「speak(話す)」など具体的な動作を示します。
Be動詞は「動詞」と言われていますが、具体的な動作は表しません。
「存在している」という動作を表します。「いる、ある」です。
【Be動詞のイメージ】
疑問文(Be動詞の文章)
Be動詞のある文章を疑問文「~ですか?」としたいときは
Be動詞を主語の前に持ってきてください。
それで疑問文の完成です!
先ほどの例文を使って疑問文を作ってみます。
・Am I Erina?(私はエリナですか。)
・Is she a teacher?(彼女は先生ですか。)
・Are you happy?(あなたは嬉しいですか。)
・Was my cup on the desk?(私のコップは机の上にありましたか。)
日本語で疑問文を作る場合、語尾に「か」をつけます。
英語では文章の先頭をイジリます。(主語の前にBe動詞を持ってくる)
ぜひ話すときは語尾を上げて、聞いてるような感じで話すといいです^^
否定文(Be動詞の文章)
今度は否定文「~ではありません。」と言いたいときは
Be動詞の後ろに「not」をつけます。
同様に先ほどの例文を使って作ってみます。
・I am not Erina.(私はエリナではありません。)
・She is not a teacher.(彼女は先生ではありません。)
・You are not happy.(あなたは嬉しくありません。)
・My cup was not on the desk.(私のコップは机の上にありませんでした。)
一般動詞について
一般動詞の種類
たくさんあります!
「put(置く)」「feel(感じる)」「take(手に取る)」「tell(伝える)」
「eat(食べる)」「watch(観る)」「listen(聴く)」「want(欲する)」
「like(好む)」「need(必要とする)」「make(作る)」「study(勉強する)」
「teach(教える)」「write(書く)」「read(読む)」「show(見せる)」
「leave(離れる)」「meet(会う)」「open(開く)」「swim(泳ぐ)」
「work(働く)」「enjoy(楽しむ)」「practice(実践する)」など…
それぞれ単語独自の意味があります。
Be動詞と一般動詞で混乱する時
迷う時は「日本語から英語にする時」です。
大体がBe動詞を使った文章で迷います。
「彼は昨日デパートで財布を買いました。」の動詞は何ですか?
「買いました」です。
買うという具体的な動作で、イメージすることができます。
⇒He bought a wallet at the department store yesterday.
「彼の子供たちは昨日公園にいました。」の動詞はなんですか?
「いました」です。
いる、だけです。存在を表しています。具体的なことは何もしていません。
⇒Their children were in the park yesterday.
動きがないのでイメージしにくいから、Be動詞を忘れてしまいます。
荒技ですが、Be動詞か一般動詞か迷った時、それはBe動詞である可能性は高いです!
迷う(なぜ?) → 具体的な動きがないから → 何を使ったらいいんだ!?
(具体的な動きがあれば、迷うこともなく一般動詞を当てはめていると思います。)
迷う(なぜ?) → 具体的な動きがないから → もしかしたら、Be動詞かも…
と思考を変えてみてください。文章が作りやすくなります。
Be動詞と一般動詞の特徴まとめ (PDF資料)
→動詞|Be動詞と一般動詞
Be動詞の便利な表現 10個【参考】
- Be quiet.
(静かにしなさい!) - I'm in trouble now.
(私は今、困っています。) - It's on me today.
(今日は私のおごりです。) - The sun is up.
(太陽が出ています。) - I was down with a cold yesterday.
(私は昨日、風邪で寝込みました。) - I'm off today.
(私は今日休みです。) - The meeting is over.
(その会議は終わっています。) - He is out today.
(彼は今日、外出しています。) - I'll be back soon.
(すぐに戻ってきます。) - She is away from her desk.
(彼女は席をはずしています。)
最後に|動詞のイメージを捉える
動詞のイメージを捉えることができましたか?
Be動詞は存在していることを意味し、具体的な動きがありません。
一般動詞は「具体的な動き」を表します。
文章を作るときは、頭の中で言いたいことを絵にして、想像してみてください。
その絵が具体的な動きをしているのか、していないのか。
日本語を介すとわかりにくくなる場合がありますので、
想像の絵をそのまま英語で、表現してみましょう。
最初は難しいと感じるかもしれません。簡単な表現から始めてみましょう。
文章を作るときに「主語」と「動詞」を明確にすることが大切です。
Thanks.